ダークトレース、メールの真偽をAIが自動識別するAntigena Emailの機能を拡充

〜送受信者の挙動を常時機械学習、あらゆる標的型メール攻撃に自動対処〜

2020年1月9日木曜日

最先端のAIで世界をリードするサイバー防御企業、Darktrace(以下、ダークトレース、本社: 米国サンフランシスコ、英国ケンブリッジ)は、このたびEメールにおける人間のコミュニケーションの定常パターンを機械学習することで、アカウントハイジャック、Eメールスプーフィング、および標的型メール攻撃に自動対処するAntigena Emailのカバー範囲を、従来のOffice 365から、G SuiteやMicrosoft Exchangeを含む主要なEメールシステムに拡張することを発表します。多種多様な「デジタルフェイク」から顧客を強力に保護し、本物のEメールを自動的に識別するAntigena Emailに対する顧客の需要の高まりを受けたものです。

今日のサイバー脅威の94%は、依然としてEメールの受信箱に端を発しています。AIが自動的にスピアフィッシングEメールを生成するようになり、信頼された連絡先や同僚の書き方のスタイルを巧みに模倣する「なりすまし攻撃」がますます増加しています。人間が自分自身でEメールの真偽を識別することはもはや困難で、これらの高度な脅威に自動対処するために人工知能の導入が進んでいます。

ダークトレースのAIは、組織の多様なデジタルインフラにおけるユーザーの通常の挙動を理解し続けることで、ユーザーのネットワーク上の通信パターンとEメールコミュニケーションにおける閲覧行動、組織に属する個人のアイデンティティに関する様々な指標を関連付けます。

これらのリッチデータを駆使することで、Antigenaはトラフィックのみを解析する従来のツールをすり抜けるサプライチェーン攻撃やアカウントハイジャック、AIによる攻撃など高度なEメールベースの脅威に対して迅速かつ正確に対処します。数千のドキュメントが数分で暗号化されてしまう現在、Antigenaは損害がもたらされる前に数秒のうちにアクションを起こします。

ダークトレースの顧客である大英自然史博物館の暫定CIO、イアン・ゴールディング氏は、「ダークトレースのAIは、従業員に対する基礎的なセキュリティ研修の範疇を優に超えるEメールセキュリティの課題に自動対処します。AIは24時間365日、休むことなく常時臨戦態勢です。偽装Eメールを受信する前に捕まえるAntigena Emailのおかげで、セキュリティチームや従業員は中断することなく安心して仕事を続けられるのです」と述べています。

英国王立外科医師会のITマネージャー、マイク・プラウドロック氏は、「人工知能をなくしては、我々の組織を日々脅威に陥れる巧妙に仕組まれた標的型メール攻撃を特定することは不可能です。サイバー防御の新時代はいままさに始まろうとしており、この戦場におけるAIの効果はすでに基礎になりつつあります」と述べています。

ダークトレースのEメールセキュリティディレクター、マリアナ・ペレイラは、「現在まで、Eメールセキュリティはセキュリティのパズルにおける未解決のピースでした。攻撃者はますますスマートになり、サプライチェーンにおいて爆発的に増加するデジタルフェイクをAIを駆使して自動的に生成しています。そのため、防御側も役員や財務部門、その他の従業員を含めて広範に守ることが喫緊の課題です。ダークトレースはクラウド、Eメール、ITネットワークを問わず入手できるあらゆるデータを独自に分析することで、これらの標的型攻撃を損害がもたらされる前に阻止するのです」と述べています。

ダークトレースについて

ダークトレースは、サイバーセキュリティ分野で世界をリードするAI企業で、内部ネットワークの脅威を自動遮断する技術を世界で初めて開発しました。

人間の免疫システムに着想を得たダークトレースの自己学習型AIは世界各国で3,000社以上の組織に導入されています。クラウド、Eメール、IoT、企業ネットワーク、産業用制御システムなどあらゆる種類のネットワークインフラを、内部脅威、産業スパイ、IoTデバイスのハッキング、ゼロデイのマルウェア、データの損失、サプライチェーンリスク、長期にわたる重要インフラの脆弱性などを含む未知の脅威からリアルタイムに保護します。

従業員数は1,000名を超え、本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、世界に44の拠点を置いています。ダークトレースのAIは平均3秒毎に新たなサイバー脅威に自動対処しており、損害がもたらされる前に顧客を保護しています。