ダークトレース、Darktrace Immune SystemのVersion 5をリリース

クラウドネイティブなAI防御でテレワーク時代のセキュリティチームを補完

2020年9月15日火曜日

世界をリードするサイバーAI企業、Darktrace(以下、ダークトレース、本社:米国サンフランシスコ、英国ケンブリッジ)は、このたび人間の免疫システムに着想を得たAIアルゴリズムを駆使してネットワークに関わる個々のユーザー、デバイスの挙動やそれらの関係性を常時学習・可視化し、ネットワークの通常の生活パターンとは異なる通信をリアルタイムに検知・遮断するDarktrace Immune Systemの製品アップデートであるVersion 5をリリースします。これにより、セキュリティチームはダイナミックに分散して働く今日の従業員やデバイスに対するクラウド上の新たな脅威にも自動対処できるようになります。

ダークトレースは、従業員の通常の行動パターンを教師なし機械学習でリアルタイムに分析することで、彼らの挙動の変化がもたらすセキュリティリスクをリアルタイムに自動検知・遮断する技術を世界で初めて開発しました。リモートワークが本格化する中、内部関係者による脅威やデータ漏えい、進化したサイバー攻撃がもたらすリスクは従来のオンプレミスネットワークの内外問わず分散しています。Darktrace Immune System Version 5は軽量のクライアントセンサー、およびより多くのサードパーティツールとのワンクリック統合により、ネットワーク内外の通信を一元的・包括的に可視化します。

経営層が従業員の生産性とサイバーセキュリティのバランスに頭を悩ませつつも、組織はデジタルトランスフォーメーション(DX)により一層の投資を進めながら、クラウドベースのビジネスモデルや顧客エンゲージメントの構築を加速しています。クラウドからのセキュリティ、クラウドのためのセキュリティの双方を実現するDarktrace Immune System Version 5は、Microsoft 365などの主要なSaaSアプリケーションに対しても独自の自動遮断技術を拡張します。

DXは、ビジネスプロセスを合理化する要素である自動化、統合、人工知能を巻き込みながら既存の投資をさらに拡大し、人間のチームを補完しています。この分野で最も重要な進化の1つが、世界レベルの脅威アナリストによるインシデントの調査分析と報告プロセスをAIが高速自動化するDarktrace Cyber AI Analystのアップグレードです。Darktrace Immune System Version 5により、例えば人事部に所属する社員やサードパーティのセキュリティツールなど、Darktrace製品以外の主体が特定した脅威をきっかけとした調査分析・報告の自動化を実現します。一方、インシデントを他のSIEM製品、SOAR製品、およびチケットシステムにフィードすることも可能になります。

Darktrace Immune System Version 5における数多くの革新的な新機能には下記が含まれます:

  • 可視性の拡大:新たな「クライアントセンサー」が、リモートで分散して働く従業員の各クライアントにおける挙動をVPNへの接続・非接続を問わず網羅的に可視化

  • SaaSツールにおける自動遮断:ネットワークの脅威を自動遮断する技術であるDarktrace AntigenaがSaaSツール内(Microsoft 365、Zoom)において進行する脅威にも新たに対処

  • Cyber AI Analystのアップグレード:脅威調査とレポーティングを高速自動化する対象をクラウド、SaaS環境、産業用制御システムに拡大し、人間がオンデマンドで検知した脅威やサードパーティのセキュリティツールがアラートした脅威を契機にAIが自動調査を開始

  • SaaS上の脅威可視化に特化したコンソール:SaaSベースの脅威も既存のユーザーインターフェースにシームレスに統合し、直観的な形で可視化

  • 新たなワンクリック統合:テレメトリーやSOCワークフローを提供するより多くのサードパーティのセキュリティツールとの統合が容易になり、既存のセキュリティ防御が捕まえる脅威に対する自動対処能力を向上

  • クラウドネイティブな導入オプション:AWSマーケットプレイスやAWSクイックスタートを介して100%クラウドホスト型の製品を柔軟に提供

ダークトレースのアメリカ地域 CTO、イーロイ・アヴィラは、「進行中の攻撃と最も早期の脆弱性を特定するために通常の挙動を機械学習するアプローチがかつてなく現実的なものになっています。クライアントセンサーやクライドネイティブな製品提供、ワンクリック統合を含むDarktraceの免疫システムにおける今回の革新は、ますます柔軟かつインテリジェントに働く今日のワークフォースを保護するために、あらゆるデジタル環境に潜むいかなる脅威も検知・遮断・調査分析できる能力をもたらすのです」と述べています。

ダークトレースについて

ダークトレースは、サイバーセキュリティ分野で世界をリードするAI企業で、内部ネットワークの脅威を自動遮断する技術を世界で初めて開発しました。

人間の免疫システムに着想を得たダークトレースの自己学習型AIは世界各国で4,000社以上の組織に導入されています。クラウド、Eメール、IoT、企業ネットワーク、産業用制御システムなどあらゆる種類のネットワークインフラを、内部脅威、産業スパイ、IoTデバイスのハッキング、ゼロデイのマルウェア、データの損失、サプライチェーンリスク、長期にわたる重要インフラの脆弱性などを含む未知の脅威からリアルタイムに保護します。

従業員数は1,300名を超え、本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、世界に44の拠点を置いています。ダークトレースのAIは平均3秒毎に新たなサイバー脅威に自動対処しており、損害がもたらされる前に顧客を保護しています。