ダークトレース、アジア太平洋地域の直近四半期の導入実績600%増を達成

〜機械学習アプローチによるサイバー防御の需要急増で記録的な好業績〜

2016年10月12日水曜日

機械学習と数学理論に基づくEnterprise Immune System技術でサイバーセキュリティ業界をリードするDarktrace Limited(以下、ダークトレース、本社: 米国サンフランシスコ、英国ケンブリッジ、最高経営責任者(CEO):ニコール・イーガン)は、アジア太平洋地域における直近四半期(2016年7月〜2016年9月)の導入実績が600%増加したことを発表します。また、自己学習型の脅威検知技術を同地域でさらに拡大するため、ダークトレースは今週シンガポールで開催される「シンガポール国際サイバー週間」において、英国国際通商省による貿易使節団に同行します。

ダークトレースはアジア太平洋地域において販売代理店網の拡大を続けており、韓国のサムスンSDS、豪州の電気通信大手テルストラ、インドの大手SIerであるAGCネットワークスなどと直近でリセラーないしはディストリビューター契約を締結しました。

ダークトレースのEnterprise Immune Systemはアジア太平洋地域において現在200の導入実績があり、最近の顧客にはシンガポールの通信大手M1、テレチョイス・インターナショナル、シンガポールの名門インターナショナルスクールであるUWCSEA、シンガポール国内の大手ホテルチェーン(ラマダホテル、デイズホテル)や印刷企業、豪州の大手法律事務所、ニュージーランドの大手銀行、日本有数のハイテク企業などが含まれます。

ダークトレースのアジア太平洋地域のマネージングディレクター、サンジェイ・アウロラは、「ますます複雑化するサイバーセキュリティを取り巻く環境、また内部脅威の急速な高まりから、境界防御はネットワークを保護するのにもはや十分ではありません。進化する脅威に先手を打つために、異なるアプローチに基づく高度な知性を有する技術が必要であるという事実に企業が気づき始めているのです。高度な数学理論と機械学習を駆使するダークトレースは、高まる需要に応える形で域内9拠点の従業員数を倍増し、各国のお客様が専門家のサービスや助言を受けられるようにしています。」と述べています。

ダークトレースは英国通商省による「シンガポール国際サイバー週間」の貿易使節団に参加することが決まっており、シンガポールのITセキュリティ専門家や政府関係者らを招聘して同国で今週開催される「GovWare 2016」および「クラウド・エキスポ・アジア」に出展します。また、シンガポール防衛科学技術庁(DSTA)に訪問の上、Enterprise Immune Systemn技術を紹介する予定です。

貿易使節団参加に先立ち、サンジェイ・アウロラは直近数か月において特筆すべきサイバーセキュリティ業界の主な現状を2つ挙げています。

1. クラウドサービスとSaaSアプリケーションが攻撃者とセキュリティ運用担当者の活動範囲を拡大

2016年に入り、アジア太平洋地域の企業は最新の仮想化ツール、特にクラウドシステムの導入を継続しています。域内におけるパブリッククラウド市場は2015年の71.9億米ドル(約7,406億円)から12.8%成長して2016年は合計81.1億ドル(約8,353億円)になる見込みです1。SaaSは域内のパブリッククラウド市場において最も速く成長が見込まれる分野であり、2016年は前年比で22.5%成長、予想される市場規模は16.7億米ドル(約1,720億円)となっています2

Salesforce、Box、Dropbox、Google、Microsoftなどが提供するSaaSアプリケーションは、企業のリソース配分を最適化し、業務プロセスを効率化することで顧客体験を向上、またコストを下げることで企業が新たな市場において利益を創出するようにするものです。一方で、SaaS においては重要なデータやユーザー間の通信を把握することが難しく、セキュリティ運用担当者にとって大きな盲点も作り出しています。

サンジェイ・アウロラは、「SaaSアプリケーションは、従業員にいつでもどこでも働けるという大きなメリットを与えており、場所にこだわらず柔軟に働きたいというミレニアル世代のニーズや、事業をいかにスピーディに拡大するかを追求する域内の中小企業のあり方を考えるとSaaSは重要です。一方でログイン情報、データ通信やダウンロードがセキュアではない自宅や公衆Wi-Fiなどから行われることで、脅威の繁殖範囲が拡大することも意味しています。」と述べています。

「現在、企業の業務の40%がパブリッククラウドないしはプライベートクラウド上で行われており、2018年までに企業・個人を含むすべての業務の4分の1近くがSaaSアプリケーション上で行われると予測されています3。同時に、直近のDropboxに対するハッキングは、 これまでにあまり監視されてこなかったクラウドというネットワークインフラを100%かつリアルタイムに可視化できるセキュリティ技術の導入に企業が投資すべきであるというニーズを明らかにしたのです。」

2. IoTデバイスの増加がもたらす脆弱性がオフラインに深刻な被害をもたらす

ダークトレースを導入したあらゆる企業において、これまでに知られていなかった脅威が特定されているという事実が示すように、 アジア太平洋地域の企業が業務におけるすべての潜在的なサイバーリスクに気づいているわけではありません。2020年までに域内のコネクテッドデバイスの数が現在の31億から86億に増加するというIoTの成長により、この状況はさらに悪化することが見込まれます4

サンジェイ・アウロラは、「大半の企業がデジタルビジネスの本当のスケールを理解していません。お客様のネットワークに我々の技術を初めてインストールするとき、最初に気づくことの多くは、ネットワークに接続されるデバイスの数が非常に少なく見積もられていることです。これは退職した従業員のデバイスへの接続が残っていること、あるいは、空調機器、生体認証のセンサやプリンタなどの規格外のデバイスへの接続が考慮されていないことによると思われます。」と述べています。

アジアのある企業において、ダークトレースは建物へのアクセスに使用している指紋スキャナが予期せぬ方法でインターネットに接続されていたことを検知しました。もしこれを検知できなければ、サイバー攻撃者はこの指紋スキャナの脆弱性を悪用して建物に物理的に侵入するためのデータをアップロードしていたかもしれません。また、生体認証のセンサを通して、攻撃者は企業のITネットワーク内に踏み台を確立するためのマルウェアをインストールしたかもしれません。

「企業はデジタル環境で起きているすべてを監視して、予期しない脅威を見つけ出さねばなりません。ネットワーク全体の規模、コネクテッドデバイスの数を考慮するとチャレンジングなことだと思います。あらゆるビジネスは複雑さの犠牲になるのではなく、サイバーセキュリティに対する「免疫システム」のアプローチを採用することでネットワークを完全に可視化し、機械学習を駆使してサイバー脅威を早期に探し当てることで、財務的な損害、企業イメージの悪化を防ぐべきなのです。」

ダークトレースのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論をベースに、組織内のあらゆるデバイス、ユーザーおよびネットワークの生活パターンを学習し、ルールやシグネチャに依存せず、これまでに特定されていない脅威をリアルタイムに検知します。

1 Gartner. Gartner Says Public Cloud Services in Mature Asia/Pacific Forecast to Reach $8.1 Billion in 2016.
2 Gartner. Gartner Says Public Cloud Services in Mature Asia/Pacific Forecast to Reach $8.1 Billion in 2016.
3 451 Research. Enterprise IT Executives Expect 60 Percent of Workloads Will Run in the Cloud by 2018.
4 IDC Asia-Pacific. Asia-Pacific Becomes the Frontline for IoT, with Industry to Connect 8.6 Billion Things and Create an USD583 Billion Market Opportunity by 2020.

ダークトレースについて

ダークトレースは、世界をリードするサイバー防御企業の1つです。数々の受賞歴を誇るダークトレースのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論をベースに、組織内のあらゆるデバイス、ユーザーおよびネットワークの生活パターンを学習し、ルールやシグネチャに依存せず、新たな脅威を自動的に検知し、損害が出る前にサイバー脅威を特定・軽減します。エネルギーおよび小売、電気通信、製造、金融サービス、ヘルスケアを含む世界各国のあらゆる産業分野の企業がダークトレースの自己学習型アプライアンスを導入しています。本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、ロンドン、ニューヨーク、ミラノ、ムンバイ、パリ、シンガポール、シドニー、東京、トロントおよびワシントンD.C.を含む世界に20以上の拠点を置いています。

【本件に関するお問い合わせ先】

ダークトレース・ジャパン株式会社
マーケティングエグゼクティブ 根本(ねもと)
T: 03-5456-5571
E: [email protected]