CVE公開前の脅威検知脆弱性が公開される前に悪意あるアクティビティを識別した10件の事例

DarktraceはAI駆動の異常検知を利用してCVEが公開される前にサイバー脅威を識別することができます。動作のパターンを分析することにより、Darktraceは組織がゼロデイエクスプロイトを初期段階で検知し封じ込めるのに役立ちます。このプロアクティブなアプローチにより、国家レベルの脅威アクター、ランサムウェアギャング、そして脅威ランドスケープ全体にわたり進化し続ける脅威に対してサイバーセキュリティ体制を強化することができます。
Inside the SOC
Darktrace cyber analysts are world-class experts in threat intelligence, threat hunting and incident response, and provide 24/7 SOC support to thousands of Darktrace customers around the globe. Inside the SOC is exclusively authored by these experts, providing analysis of cyber incidents and threat trends, based on real-world experience in the field.
Written by
Nathaniel Jones
VP, Security & AI Strategy, Field CISO
Default blog imageDefault blog imageDefault blog imageDefault blog imageDefault blog imageDefault blog image
02
Jul 2025

CVEの追跡だけでは不十分:コンテキストがきわめて重要である理由

脆弱性とは、攻撃者が不正にアクセスを取得したり、正常なオペレーションを妨害したりするために悪用することのできる、システム内のウィークポイントです。CVE(Common  Vulnerabilities and  Exposures)とは、公開されているサイバーセキュリティ脆弱性のリストであり、サイバーセキュリティコミュニティはこれを追跡してリスクを緩和します。

脆弱性が発見されると、標準的な手順としてはこれをベンダーまたは対応する組織に報告することにより、彼らはパッチまたは修正を作成して配布し、その後詳細を公開するというものです。これは、責任ある開示と呼ばれている方法です。

2024年には記録を塗り替える40,000件のCVEが報告され、Forum for Incident Response and  Security Teams (FIRST) によれば2025年にはそれを上回る件数が予測されている[1]  なかで、異常検知はこれらの潜在的リスクを識別するために不可欠です。ゼロデイのエクスプロイトと脆弱性の公開の間のギャップはかなり大きい場合もあり、ネットワーク上でエクスプロイトが行われていないかを遡及的に見つけ出そうとすることは、特にシグネチャベースのアプローチをとっている場合非常に困難です。

CVE公開に頼ることなく脅威を検知

普段とは異なるログインのパターンやデータ転送など、ネットワークやシステム内で発生した異常な動作は、サイバー攻撃が試みられている、内部関係者による脅威、あるいはシステムが侵害されている兆候である場合があります。Darktraceはルールやシグネチャに依存しないため、問題のデバイスまたはアセットについての完全なコンテキストがなくても、異常から悪意あるアクティビティを検知することができます。

たとえば、昨年末のFortinetに対するエクスプロイト攻撃発生時に、Darktraceの脅威リサーチチームはさまざまなFortinet脆弱性のエクスプロイト、特にCVE  2024-23113について調査していました。その頃MandiantがCVE  2024-47575に関するセキュリティアドバイザリを発行しましたが、その内容はDarktraceの調査結果と非常によく一致していました。

Darktraceの脅威調査チームはこのような回顧的分析によりさまざまな検知結果を広範な脅威ランドスケープに照らして理解し、さらなるコンテキストを追加するために利用しています。

以下は、脆弱性が公開される何日も前、場合によっては何週間も前にDarktraceが検知した昨年の10件の事例です。

ten examples from the past year where Darktrace detected malicious activity days or even weeks before a vulnerability was publicly disclosed.

CVE公開前のエクスプロイトの傾向

多くの場合、エクスプロイトされた脆弱性の開示は、高度な脅威アクターによるゼロデイを使った侵害に対する、インシデント対応調査の結果として行われます。脆弱性が登録され、エクスプロイトされたことが公表されると、攻撃者と防御者による攻撃  vs. パッチの競争が始まります。

高いスキルと豊富なリソースを持った国家アクターは、その目的を達成するためにさまざまな能力を駆使することで知られていますが、それにはゼロデイの利用も含まれます。多くのケースで、CVE公開前のアクティビティはローアンドスロー型で数か月も継続し、オペレーションの安全性は高い傾向にあります。CVE公開後は参入障壁が下がり、よりスキルの低い、リソースをあまり持たない攻撃者、たとえばランサムウェアギャングのようなグループでもその脆弱性を悪用することができ、大きな被害が発生します。エクスプロイトされた脆弱性の公開前、公開後において、異なる2つのタイプのアクティビティがみられることが多いのはそのためです。

ダークトレースはこの一連の流れを、昨年、前述のFortinetおよびPAN  OS脅威アクターによる攻撃のいくつかにおいても確認しています。国家アクターによる脆弱性のエクスプロイトが見られた後、ランサムウェアギャングが多くの組織に被害をもたらしていました  [2]

今年の春発生した、中国の脅威アクターが関係するSAP  Netweaverエクスプロイトでも、それに続いてランサムウェアインシデントが観測されており、同じ傾向がみられます[3]

自律遮断

異常ベースの検知は、CVE公開前であっても悪意あるアクティビティを識別できるという利点があります。しかし、セキュリティチームにはすばやく封じ込めアクティビティを隔離するという仕事が残っています。

たとえば、2025年前半に起こったIvanti連鎖エクスプロイト事案において、ある顧客は自社ネットワーク上でDarktraceの自律遮断機能を有効に設定していました。その結果、Darktraceは内部の接続をブロックし、影響を受けたデバイスに対して「生活パターン」を強制することにより、疑わしい接続をシャットダウンして攻撃を封じ込めることができました。

このDarktraceによる検知および対処はCVE公開の11日前に実行されており、異常ベースのアプローチの利点を実証しています。    

一部のケースでは、Darktraceがデバイスに対する悪意あるエクスプロイトを脆弱性が公開される数日前に阻止したことが報告されています。

たとえば、ConnectWiseに対するエクスプロイト攻撃発生時、ある顧客において、リモートアクセスを介して悪意あるソフトウェアがインストールされたことをDarktraceが検知しました。さらに調査を進めると4台のサーバーが影響を受けていることが判明し、その間、自律遮断機能がアウトバウンド接続をブロックし、影響を受けたデバイスに対して生活パターンを強制しました。

シグネチャを超えて:CVE公開前に異常を見つける

動作パターンを分析し続けることにより、ユーザー、システム、ネットワークから通常と異なるアクティビティを見つけ出し、セキュリティ侵害かもしれない異常を検知することができます。

継続的な監視とこれらの動作からの学習を通じて、異常ベースのセキュリティシステムは、従来のシグネチャベースのソリューションでは見過ごされてしまうかもしれない脅威を検知することができ、同時に脅威のTTP(Tactics,  Techniques and  Procedures)についての詳細な情報を提供することができます。このようなビヘイビアインテリジェンスによりCVE公開前の検知が可能になり、より適応性の高いセキュリティ体制の構築、および変化し続ける脅威ランドスケープに応じたシステムの進化が可能になります。

Darktraceの自己学習型AIアプローチ

10年以上にわたりサイバーセキュリティAIをリードしてきたDarktraceは、適切なAIを組み合わせて最適な結果を得るための専門技術を有しています。Darktraceの自己学習型AIは多層的なAIアプローチを使用して、それぞれの組織から学習することにより、脆弱性が公開される前、多くの場合何日も、あるいは何週間も前に、悪意あるアクティビティを検知し対処することができます。

機械学習、深層学習、LLM、自然言語処理を含む多様なAIテクニックを戦略的に組み合わせ、連続的、階層的に統合することにより、Darktraceの多層的AIアプローチはそれぞれの組織専用の、変化する脅威ランドスケープに適応する強力な防御メカニズムを提供します。

ベイズ学習やビヘイビアクラスタリングといったテクニックを用いて、Darktraceはさまざまなモデルを適応的に評価し、エンティティの動作を正確に理解することが可能です。このビヘイビア分析のレイヤーにより、特定のデバイスやシステムからのまばらなデータであっても、類似のエンティティの持つパターンを検知し動作を予測することが可能になります。AIはこの基準枠を絶えず調整し続け、動的な環境での有効性を維持します。

DarktraceのAIについてさらに詳しく知るには、サイバーセキュリティに対するAIのさまざまな応用を解説した AI  Arsenal (多層的AI装備)ホワイトペーパーをご覧ください。

参考資料:

  1. https://www.first.org/blog/20250607-Vulnerability-Forecast-for-2025
  2. https://cloud.google.com/blog/topics/threat-intelligence/fortimanager-zero-day-exploitation-cve-2024-47575
  3. https://thehackernews.com/2025/05/china-linked-hackers-exploit-sap-and.html

関連するDarktraceのブログ:

*顧客による報告後確認されたもの

**2024年1月に更新されたブログは最新データを反映

This report explores the latest trends shaping the cybersecurity landscape and what defenders need to know in 2026.

This report explores the latest trends shaping the cybersecurity landscape and what defenders need to know in 2026.

Inside the SOC
Darktrace cyber analysts are world-class experts in threat intelligence, threat hunting and incident response, and provide 24/7 SOC support to thousands of Darktrace customers around the globe. Inside the SOC is exclusively authored by these experts, providing analysis of cyber incidents and threat trends, based on real-world experience in the field.
Written by
Nathaniel Jones
VP, Security & AI Strategy, Field CISO

More in this series

No items found.

Blog

/

Network

/

April 17, 2026

中国系サイバー作戦の進化 - それはサイバーリスクおよびレジリエンスにとって何を意味するか

Default blog imageDefault blog image

サイバーセキュリティにおいては、これまではインシデント、侵害、キャンペーン、そして脅威グループを中心にリスクを整理してきました。これらの要素は現在も重要です -しかし個別のインシデントにとらわれていては、エコシステム全体の形成を見逃してしまう危険があります。国家が支援する攻撃者グループは、個別の攻撃を実行したり短期的な目標を達成したりするためだけではなく、サイバー作戦を長期的な戦略上の影響力を構築するために使用するようになっています。  

当社の最新の調査レポート、Crimson Echoにおいてもこうした状況にあわせて視点を変えています。キャンペーンやマルウェアファミリー、あるいはアクターのラベルを個別のイベントとして分類するのではなく、ダークトレースの脅威調査チームは中国系グループのアクティビティを長期的に連続した行動として分析しました。このように視野を拡大することで、これらの攻撃者がさまざまな環境内でどのように存在しているか、すなわち、静かに、辛抱強く、持続的に、そして多くのケースにおいて識別可能な「インシデント」が発生するかなり前から下準備をしている様子が明らかになりました。  

中国系サイバー脅威のこれまでの変化

中国系サイバーアクティビティは過去20年間において4つのフェーズで進化してきたと言えます。初期の、ボリュームを重視したオペレーションは1990年代にから2000年代初めに見られ、それが2010年代にはより構造化された、戦略に沿った活動となり、そして現在の高度な適応性を備えた、アイデンティティを中心とした侵入へと進化しています。  

現在のフェーズの特徴は、大規模、攻撃の自制、そして永続化です。攻撃者はアクセスを確立し、その戦略的価値を評価し、維持します。これはより全体的な変化を反映したものです。つまりサイバー作戦は長期的な経済的および地政学的戦略に組み込まれる傾向が強まっているということです。デジタル環境へのアクセス、特に国家の重要インフラやサプライチェーン、先端テクノロジーにつながるものは、ある種の長期的な戦略的影響力と見られるようになりました。  

複雑な問題に対するダークトレースのビヘイビア分析アプローチ

国家が支援するサイバーアクティビティを分析する際、難しい問題の1つはアトリビューションです。従来のアプローチは多くの場合、特定の脅威グループ、マルウェアファミリー、あるいはインフラに判定を依存していました。しかしこれらは絶えず変化するものであり、さらに中国系オペレーションの場合、しばしば重複が見られます。

Crimson Echo は2022年7月から2025年9月の間の3年間にDarktrace運用環境で観測された異常なアクティビティを回顧的に分析した結果です。ビヘイビア検知、脅威ハンティング、オープンソースインテリジェンス、および構造化されたアトリビューションフレームワーク(Darktrace Cybersecurity Attribution Framework)を用いて、数十件の中~高確度の事例を特定し、繰り返し発生しているオペレーションのパターンを分析しました。  

この長期的視野を持ったビヘイビア中心型アプローチにより、ダークトレースは侵入がどのように展開していくかについての一定のパターンを特定することができ、動作のパターンが重要であることがあらためて確認されました。  

データが示していること

分析からいくつかの明確な傾向が浮かび上がりました:

  • 標的は戦略的に重要なセクターに集中していたのです。データセット全体で、侵入の88%は重要インフラと分類される、輸送、重要製造業、政府、医療、ITサービスを含む組織で発生しています。   
  • 戦略的に重要な西側経済圏が主な焦点です。米国だけで、観測されたケースの22.5%を占めており、ドイツ、イタリア、スペイン、および英国を含めた主要なヨーロッパの経済圏と合わせると侵入の半数以上(55%)がこれらの地域に集中しています。  
  • 侵入の63%近くがインターネットに接続されたシステムのエクスプロイトから始まっており、外部に露出したインフラの持続的リスクがあらためて浮き彫りになりました。  

サイバー作戦の2つのモデル

データセット全体で、中国系のアクティビティは2つの作戦モデルに従っていることが確認されました。  

1つ目は“スマッシュアンドグラブ”(強奪)型と表現することができます。これらはスピードのために最適化された短期型の侵入です。攻撃者はすばやく動き  – しばしば48時間以内にデータを抜き出し  – ステルス性よりも規模を重視します。これらの侵害の期間の中央値は10日ほどです。検知の危険を冒しても短期的利益を得ようとしていることが明らかです。  

2つ目は“ローアンドスロー”(低速)型です。これらのオペレーションはデータセット内ではあまり多くありませんでしたが、潜在的影響はより重大です。ここでは攻撃者は持続性を重視し、アイデンティティシステムや正規の管理ツールを通じて永続的なアクセスを確立し、数か月間、場合によっては数年にわたって検知されないままアクセスを維持しようとします。1つの注目すべきケースでは、脅威アクターは環境に完全に侵入して永続性を確立し、600日以上経ってからようやく再浮上した例もありました。このようなオペレーションの一時停止は侵入の深さと脅威アクターの長期的な戦略的意図の両方を表しています。このことはサイバーアクセスが長期にわたって保有し活用するべき戦略的資産であることを示しており、これは最も戦略的に重要なセクターにおいて最もよく見られたパターンです。  

同じ作戦エコシステムにおいて両方のモデルを並行して利用し、標的の価値、緊急性、意図するアクセスに基づいて適切なモデルを選択することも可能だという点に注意することも重要です。“スマッシュアンドグラブ” モデルが見られたからといって諜報活動が失敗したとのみ解釈すべきではなく、むしろ目標に沿った作戦上の選択かもしれないと見るべきでしょう。“ローアンドスロー” 型は粘り強い活動のために最適化され、“スマッシュアンドグラブ” 型はスピードのために最適化されています。どちらも意図的な作戦上の選択と見られ、必ずしも能力を表していません。  

サイバーリスクを再考する

多くの組織にとって、サイバーリスクはいまだに一連の個別のイベントとして位置づけられています。何かが発生し、検知され、封じ込められ、組織はそれを乗り越えて前に進みます。しかし永続的アクセスは、特にクラウド、アイデンティティベースのSaaSやエージェント型システム、そして複雑なサプライチェーンネットワークが相互接続された環境では、重大な持続的露出リスクを作り出します。システムの中断やデータの流出が発生していなくても、そのアクセスによって業務や依存関係、そして戦略的意思決定についての情報を得られるかもしれません。サイバーリスクはますます長期的な競合情報収集に似てきています。

その影響はSOCだけの問題ではありません。組織はガバナンス、可視性、レジリエンスについての考え方を見直し、サイバー露出をインシデント対応の問題ではなく構造的なビジネスリスクとして扱う必要があります。  

次の目標

この調査の目的は、これらの脅威の仕組みについてより明確な理解を提供することにより、防御者がより早期にこれらを識別しより効果的に対応できるようにすることです。これには、インジケーターの追跡からビヘイビアの理解にシフトすること、アイデンティティプロバイダーを重要インフラリスクとして扱うこと、サプライヤーの監視を拡大すること、迅速な封じ込めのための能力に投資すること、などが含まれます。  

ダークトレースの最新調査、”Crimson Echo: ビヘイビア分析を通じて中国系サイバー諜報技術を理解する” についてより詳しく知るには、ビジネスリーダー、CISO、SOCアナリストに向けたCrimson Echoレポートのエグゼクティブサマリーを ここからダウンロードしてください。 

Continue reading
About the author
Nathaniel Jones
VP, Security & AI Strategy, Field CISO

Blog

/

AI

/

April 17, 2026

Why Behavioral AI Is the Answer to Mythos

Default blog imageDefault blog image

How AI is breaking the patch-and-prevent security model

The business world was upended last week by the news that Anthropic has developed a powerful new AI model, Claude Mythos, which poses unprecedented risk because of its ability to expose flaws in IT systems.  

Whether it’s Mythos or OpenAI’s GPT-5.4-Cyber, which was just announced on Tuesday, supercharged AI models in the hands of hackers will allow them to carry out attacks at machine speed, much faster than most businesses can stop them.  

This news underscores a stark reality for all leaders: Patching holes alone is not a sufficient control against modern cyberattacks. You must assume that your software is already vulnerable right now. And while LLMs are very good at spotting vulnerabilities, they’re pretty bad at reliably patching them.

Project Glasswing members say it could take months or years for patches to be applied. While that work is done, enterprises must be protected against Zero-Day attacks, or security holes that are still undiscovered.  

Most cybersecurity strategies today are built like a daily multivitamin: broad, preventative, and designed to keep the system generally healthy over time. Patch regularly. Update software. Reduce known vulnerabilities. It’s necessary, disciplined, and foundational. But it’s also built for a world where the risks are well known and defined, cycles are predictable, and exposure unfolds at a manageable pace.

What happens when that model no longer holds?

The AI cyber advantage: Behavioral AI

The vulnerabilities exposed by AI systems like Mythos aren’t the well-understood risks your “multivitamin” was designed to address. They are transient, fast-emerging entry points that exist just long enough to be exploited.

In that environment, prevention alone isn’t enough. You don’t need more vitamins—you need a painkiller. The future of cybersecurity won’t be defined by how well you maintain baseline health. It will be defined by how quickly you respond when something breaks and every second counts.

That’s why behavioral AI gives businesses a durable cyber advantage. Rather than trying to figure out what the attacker looks like, it learns what “normal” looks like across the digital ecosystem of each individual business.  

That’s exactly how behavioral AI works. It understands the self, or what's normal for the organization, and then it can spot deviations in from normal that are actually early-stage attacks.

The Darktrace approach to cybersecurity

At Darktrace, we’ve been defending our 10,000 customers using behavioral AI cybersecurity developed in our AI Research Centre in Cambridge, U.K.

Darktrace was built on the understanding that attacks do not arrive neatly labeled, and that the most damaging threats often emerge before signatures, indicators, or public disclosures can catch up.  

Our AI algorithms learn in real time from your personalized business data to learn what’s normal for every person and every asset, and the flows of data within your organization. By continuously understanding “normal” across your entire digital ecosystem, Darktrace identifies and contains threats emerging from unknown vulnerabilities and compromised supply chain dependencies, autonomously curtailing attacks at machine speed.  

Security for novel threats

Darktrace is built for a world where AI is not just accelerating attacks, but fundamentally reshaping how they originate. What makes our AI so unique is that it's proven time and again to identify cyber threats before public vulnerability disclosures, such as critical Ivanti vulnerabilities in 2025 and SAP NetWeaver exploitations tied to nation-state threat actors.  

As AI reshapes how vulnerabilities are found and exploited, cybersecurity must be anchored in something more durable than a list of known flaws. It requires a real-time understanding of the business itself: what belongs, what does not, and what must be stopped immediately.

What leaders should do right now

The leadership priority must shift accordingly.

First, stop treating unknown vulnerabilities as an edge case. AI‑driven discovery makes them the norm. Security programs built primarily around known flaws, signatures, and threat intelligence will always lag behind an attacker that is operating in real time.

Second, insist on an understanding of what is actually normal across the business. When threats are novel, labels are useless. The earliest and most reliable signal of danger is abnormal behavior—systems, users, or data flows that suddenly depart from what is expected. If you cannot see that deviation as it happens, you are effectively blind during the most critical window.

Finally, assume that the next serious incident will occur before remediation guidance is available. Ask what happens in those first minutes and hours. The organizations that maintain resilience are not the ones waiting for disclosure cycles to catch up—they are the ones that can autonomously identify and contain emerging threats as they unfold.

This is the reality of cybersecurity in an AI‑shaped world. Patching and prevention remain important foundations, but the advantage now belongs to those who can respond instantly when the unpredictable occurs.

Behavioral AI is security designed not just for known threats, but for the ones that AI will discover next.

[related-resource]

Continue reading
About the author
Ed Jennings
President and CEO
あなたのデータ × DarktraceのAI
唯一無二のDarktrace AIで、ネットワークセキュリティを次の次元へ